- 前室が広いテントを知りたい
- 設営が簡単な2ルームテントがほしい
- ステイシーST-2はバイクキャンプで積載できるか知りたい
コンパクト収納で設営がしやすく、タープを使わなくても前室が広いため日差しを気にせずキャンプを楽しめる小川テントのステイシーST-2。
大人気の商品なため入荷待ち必須!
私は毎日在庫をチェックしてやっと手に入れました(笑)
※2024.7月現在は在庫あり。供給不足もなさそうです。
そんな大人気のテント小川テントのステイシーST-2を使ってキャンプをしてきたので、紹介していきます。
気になっている方は参考にしてみてください。
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
ステイシーST-2はソロはもちろんキャンプツーリングにもおすすめ
1914年創業の老舗アウトドアブランド『ogawa』から販売されているテントステイシーST-2
収納サイズのコンパクトさと設営が簡単なことから、多くのソロキャンパーやキャンプツーリングをするライダーから愛され、使用されています。
そのため定価が46,200円(税込)ですが、転売なども多くひどい時には60,000円代で売られていることがあります。
カラー展開はサンドベージュとカーキの2種類があります。
サンドベージュのほうが売り切れるのが早く人気である印象…。なので他人とかぶりたくなかったらカーキがおすすめです。
といいつつ、ステイシーST-2自体あまりキャンプ場で見ないのでどちらを買っても特別感があります◎
テントサイズ
前室:幅230×奥行き110×高さ120cm
使用サイズ:幅230×奥行き300×高さ130cm
寝室:幅220×奥行き150×高さ130cm
ステイシーST-2は2〜3人用とされていますが、大人だと2人がちょうど良く1人だと贅沢空間です。
テント内にコットやマットを設置した後、あいているスペースは消灯後、ローテブルをテント内に持ってきて一人でコーヒーを入れたり、小腹を満たす調理をしたりするようなスペースはあります。
ステイシーST-2 テント内おすすめコットサイズ
テント内は幅が220cmあるのでキャンプ用のコットであれば大体収容できます。
私はDODのバッグインベッドを愛用しているためテント内に設置して快眠。
少し積載を減らしたい時はAkasoomのエアマットを使用。冬は地面からの底冷えがすごいのでエアマットだけではしのげませんが、春〜秋まではAkasoomのエアマットはおすすめです。
広い前室でタープいらず!焚き火の「火の粉」には注意を
ステイシーST-2の代名詞と(勝手に)言っても過言ではない広々な前室!!
贅沢広々な前室(幅230×110㎝)タープなしでも日除けリビング完成!
※テント生地は不燃性ではないため焚き火の火の粉のは注意してください。
設営で汗をかき、椅子に座ってまず乾杯
そしてサイドが開けしめ自由なのでバイクも眺められます。
開け閉め自由なので両サイドにキャンパーがいてプライベート空間を作りたい場合は両サイド閉めてればOK。どちらか片方にキャンパーがいたら片側だけ閉めれば少し広いプライベート空間が作れて便利です◎
テントの通気性
通気性はベンチレーターとインナーテントがメッシュ素材、そしてテントの出入り口が前後ろとあるため良好です。
6月のキャンプで使用しましたが、気持ちいい風がテント内を通っていたのでベンチレーターの機能性も高いと感じました。
2021.8月追記
8月の終わりに夏キャンプにステイシーST-Ⅱを使用しましたが、前後をメッシュにして使用すれば風通しがよくなり、(森でそもそもそこまで暑くはなかったが)快適に過ごせました。
流石にメッシュにしないと暑かったです。
ステイシーST-2とステイシーネストとの違いは?
同じく小川テントから販売されているステイシーネスト。
違いは以下の5つです。
- 重さ
- サイズ
- 色
- 価格
- フライシートの機能性
ステイシーST-2 | ステイシーネスト | |
重さ | 3.9kg | 3.1kg |
収納サイズ | 幅52×19×19㎝ | 幅45×19×19 |
色 | サンドベージュ、カーキ | ホワイト |
価格 | 4万円台 | 6万円台 |
フライシート | テフロン・UVカット加工あり | テフロン・UVカット加工なし |
ステイシーネストの方が収納サイズが45㎝とコンパクトなのでキャンプツーリングに向いていますが、カラーがホワイトなことと、フライシートの加工にUV加工がないため真夏には向かない印象です。
小川テントのステイシーST−2とデイトナのツーリングテントST-2の違いは?
小川テントとデイトナがコラボして作られたテントがデイトナのツーリングテントST-2になります。違いはテントのロゴだけです。
小川テントのものは左の『ogawa』の方のロゴだけになります。
小川テント ステイシーST−2設営は簡単?1人でできる?
別売りのテント用マルチシート(220×150㎝)を敷いて設営開始です。
初めての設営は1人でしましたが問題なく設営できました。
ステイシーST-2の設営方法
①グランドシートを敷いてポールを組み立て、ポールを交差するように設置してペグダウン。その後インナーテントを広げます。
②インナーテントをポールに引っかけます。インナーテントには前室となる部分のガイドラインが付いているので、ガイドライン(黒い紐?みたいな部分)もきちんと設置します。
③ガイドラインの2ヵ所とテント後ろに1ヵ所ある穴に長めのポールを設置します。
④フライシートをかぶせて完成です!
フライシートをかぶせる際、前後が分からなくなりますが、「ogawa」のロゴが向かって右になるように設置すれば間違えなくて済みます。
初回で20〜30分ほどで1人で設営できたので、何回かこなせば時短はできそうです。
2021.8月追記
2回めの使用で15分くらいで1人で設営できました。
使用後収納はしやすい?収納方法は?
収納袋が少し大きめなのでギチギチにはなりませんが、うまく空気を抜きながら丸めないとポールが収納できなくなります(笑)
収納の仕方
インナーテントにも専用の収納袋が入っているので、収納袋に合わせながら折りたたんで丸めていきます。
フライシートも同様、収納袋のサイズに合わせて丸めていきますが、その際インナーテントとポールを中心に入れて丸めていきます。
収納はできるものの未使用時よりは幅は太くなるので、行より荷物が嵩張ります!収納バックへの積載は少し余裕を持たせておくと安心です◎
冬キャンプには使えるか(2021.11月追記)
写真はテント内でヒーターアタッチメントを使用してぽかぽか状態のものです(テント内は火気厳禁なので自己責任で使用してます。)
11月の夜10℃以下のキャンプに使用しましたが、スカートがなくてもテント内で隙間風や、寒さなど感じることはありませんでした。
ただ地面からの冷気がすごいので、コット・エアーマット・アルミマットなどの地面からの冷気が伝わらないようにする工夫は必要です!!
因みにシュラフはNangaのオーロラライト450DXを使用しました。
冷気を遮断してちゃんと気温に適したシュラフを使用すれば、スカート等冬対策なくても使えそうだと感じました。
雨の日でも問題なし!2024.7月追記
とある日の雨キャンプ。
前面を跳ね上げて高さをテントより低く保ち、真ん中を窪ませてにを逃がす通路を作成。うまい具合に水が逃げていくので、雨の日でも問題なく跳ね上げて使うことができます。
もちろん跳ね上げず前室部分だけでも過ごせます◎
浸水やテントからの雨漏りもなく、雨キャンプでも問題なく使用できるテントだと感じました!
ステイシーST-2のレイアウト例
ここからは実際のレイアウト例を紹介します!
筆者のレイアウト例なので、おしゃれさに欠けてるかもしれませんがご参考程度に…笑
バイクソロキャンプリラックス仕様
DODのスゴイッスをメインに、焚き火をリラックスしてできる仕様。
椅子に座ると頭がテントに付くと思いきや、全然つかずにリラックス…少し居眠りもしました←
焚き火をこんな感じで眺めながら食事&チルタイムを過ごすコンセプトのレイアウト。
バイクキャンプミニマル仕様
とにかくテント以外はUL化したい時代のレイアウト。
もはやレイアウトというかギアが置いてあるだけのような気も…。
焚き火はこんな感じでします▲
荷物を持てるだけ積んだ贅沢カーキャンプ
一番まともなレイアウト?
ラックを両サイドに置き、クーラー、ジャグを写真左側に。コンテナBOX、コーヒー器具を写真右側に。テーブルもラックに板を載せて使用。
前面を跳ね上げてスペースをより広くして快適スペースに。焚き火の位置はこのくらいで火の粉被害は0でした◎
前室が広くて、本当に使いやすい!
小川テント ステイシーST-2はキャンプツーリングに適しているのか
結論
ちょっと嵩張りますが最適です
理由は
- 愛用のTANAXキャンピングシートバッグ2拡張なしでピッタリ収まる。
- 1人でらくらく設営
- テント前室のサイドが開くことによりバイクを眺めながら酒が飲める
- 前室が広いのでタープを持っていかなくてOK
とソロライダーにもってこいのテントです。
前室のサイドが開くのでソログルキャンプにもいいですね!
ステイシーST-2の軽量化をはかるならグランドシートを変えよう!(2023.6月追記)
バイクキャンプをしていてステイシーST-2は使いたいけど重い…と思い軽量化できないか色々調べていたところ。ステイシーST-2のグランドシートが1.5㎏結構重いことが判明。
ということで即チェンジ(笑)
320gのHIKEMAN140×210㎝を購入して使用。問題なく使用&かなりの軽量化と収納コンパクトになったので、グランドシートが純正じゃなくて良い方は「HIKEMAN」の方がおすすめです!
小川テント ステイシーST-2実際に使って思ったこと
思っていたよりも前室が広くて快適でした!
テントの高さも特に気にすることなく使用できたので満足です。(165㎝)
強いてデメリットを上げるのであれば・・・収納時に多少嵩張る点です。
幅はTANAXのキャンピングシートバッグ2拡張なしで入りますが、高さが結構あるので、キャンピングシートバッグの半分はステイシーST-2に占領されると思ってください。(下にグランドシートやSnow Peakの焚き火台など平たいものを置くのは問題ないです)
あとは…今の所思いつきません!
また使っていくうちにメリット・デメリットがあれば追記していきます。
ひとまず、以上
小川テントステイシーST-2のレビューでした!