キャンプの明かりといったら「オイルランタン」のあの雰囲気のある明かりですが、果たしてキャンプツーリングには向いているのか、向いていないのか…と聞かれたら即答で
向いてないです。
と答えます。
と、いいつつもキャンプ始めた当初はやはり憧れからランタンを購入。
結果『キャンツーに向いていないやないか!!』と気付き、今では他のLEDランタンでキャンプツーリングをしている私が実体験を元に『LEDランタンがキャンツーに最適説』を説いていきたいと思います。
おすすめのLEDランタンも紹介していきますので、LEDランタンの購入で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
小型LEDランタンに関してはこちら▼
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
オイルランタンは収納時に嵩張る
オイルランタンがキャンプツーリングに向かない最たる理由が積載しにくいことです。(持論)
この左に陣取っているものこそがランタン。
入れているバッグはTANAXのキャンピングシートバック2。写真の縦幅いっぱいにランタンが収まっています。
オイルランタンの収納性が悪いと思われる理由が
- 形がいびつなため収納場所が限られる(シートバッグ内上部、バックパック等)
- 収納時圧をかけすぎと破損の可能性がある
- コンパクトにできない
- オイル漏れが気になる
バッグ外のDリングにかけて走る選択肢もありますが…ネットで固定しないと不安だし、それならもっと他のものをかけたい…。
対してLEDランタンの収納は…
TANAXのキャンピングシートバッグ2のサイドポケットにいとも簡単に収納できます。
しかも2つ。
そして入れてなおも空きスペースあり。
収納面ではLEDランタンの右に出るライトはないと思ってます。
キャンプツーリングにおいて、収納面ではLEDランタンが最強!!!
キャンプ場では明るさが必要
オイルランタンの灯りは癒やされるような「ふわぁあ」っとした灯りのためふわぁあっと言う感じで回りを明るくしてくれます。
夜になると、トイレに行くときや移動するときなど、大体足元が暗いため明かりになるものを持って行動します。
オイルランタンの場合、足元をダイレクトに明るくするような感じではなく、全体的にうっすら明るいのであんまり足元が見えません。
LEDランタンの場合は、明るさの調節や色の調節もボタン1つでできたり、足元を照らすことも簡単に出来たりするため夜移動時に使用するには最適になります。他のキャンパーさんを見ていても、夜暗くなって炊事場やトイレに行く場合大体がLEDランタンやヘッドライトを使用しています。
そうなると、オイルランタンを持っていく場合、夜用にLEDランタンやヘッドライトも必要になってしまい結果、荷物も増えるし、コスパが悪くなります。
収納面だけではなく、コスパ的にもLEDランタンの方がいい。
コスパ的にもLEDランタンは最強!!!
LEDランタンはモバイルバッテリー代わりにもなる
キャンプツーリングのお供はスマホのナビ!
ツーリングしているときずっと携帯のナビを使用しているとスマホのモバイルバッテリーは必須になります。
また、キャンプ場で動画や、写真、SNSをスマホでしたい場合もバッテリーがあると安心です。
が、
結構バッテリーって重くて嵩張るんですよね。しかも謎の充電切れも起こしたり…
そこで活躍するのがやはりLEDランタンなんです。
現在販売されているLEDランタンの中でもスマホやタブレットなどの充電可能なタイプを購入すると、モバイルバッテリーが謎の充電切れを起こしたときの予備になります。
むしろ別でモバイルバッテリーを持って行かなくてもいいくらいです。
大体電池&充電タイプなので予め充電しておけば安心してライトとしても、バッテリーとしても使えます。
実際モバイルバッテリー大容量、フル充電、ソーラーで充電もできるものを購入しましたが、昼〜夕に使って夜には謎の充電切れを起こす…を2回ほど経験。
その都度LEDランタンの充電機能を使用して、最終的にモバイルバッテリーは持っていかなくなりました。
モバイルバッテリーも不要で荷物軽減!そして懐にも優しい!!(モバイルバッテリーって意外と高い)
LEDランタンは何個必要?
キャンプで持っていきたいライトの数は最低でも2個です。
主に夜移動用と、テント用です。
キャンプ場によっては本当に夜真っ暗で、トイレ帰りなど自分のテントがわからなくなる場合すらあります。
明かりがあると目印になるので最低でも2つは用意しておきましょう。
おすすめLEDランタン
ここからはキャンプツーリングおすすめのLEDランタンの紹介です!
DODポップアップランタンプロ
収納サイズ | D85×H50(mm) |
使用サイズ | D85×H132(mm) |
使用持続時間 | 連続点灯時間: モード1:20時間(8時間)/モード2:75時間(30時間)/モード3:25時間(10時間) |
重さ | 約140g |
ランタンモードは3つあり、モード1と2はそれぞれ明るさの異なる白色。モード3のみ暖色になっています。
その他収納サイズにして懐中電灯としても使用が可能になっています。
ランタンフックやテントフックに吊るせるフック付きなのでとても便利です。
モバイルバッテリー機能は付いていませんが、ポップアップ式なので収納時のコンパクトさもキャンプツーリングに向いていると言えます。
付属の電池は付いていないので別途購入する必要がある点だけ注意しましょう。
Gamtaai LEDランタン
収納サイズ | 使用サイズと同じ |
使用サイズ | D75×H85(mm) |
使用持続時間 | 最低明度:100時間/中等度:30時間/高等度:9時間/ストロボ:18時間/SOS:21時間 |
重さ | 約180g |
5段階の調光ができ、モバイルバッテリー機能が付いているLEDランタンです。
5段階調光の中に、SOSモードという光が点滅するモードがあるため、災害時用にも使えます。
電池式ではないので内蔵のバッテリーを予め充電して使用するタイプになります。
また、ランタンフックやテントフックに吊るせるフック付きなのでとても便利です。
Beszing LEDランタン
収納サイズ | 使用サイズと同じ |
使用サイズ | 約D80×H85(mm) |
使用持続時間 | 最弱輝度で225時間 |
重さ | 約184g |
モバイルバッテリー機能を持ち、3色の輝度とSOS時の点灯(赤点灯)が備わっているため災害時用にも使えます。
別途電池はいらず、バッテリーを充電して使用するタイプになります。
フック付きで、サイズも収納しやすいコンパクトサイズなのでキャンプツーリングに向いています。
Ledlenser ML4Warm ミニランタン
収納サイズ | 使用サイズと同じ |
使用サイズ | 約φ29×97(mm) |
使用持続時間 | ブースト:2.2時間/ミドル:7時間/ローモード時40時間 |
重さ | 約71g |
シンプル・コンパクト・実用性を兼ね備えたおしゃれなミニランタンです。
3つのモードと赤色モードと4つのパターンが使えます。
Ledlenser(レッドレンザー)のMLシリーズは4種類あり、色々特徴が異なるため揃えて購入するのもオシャレ感が増します。
ただし、使用時に専用電池が必要になるため注意してください。
カラビナ式スナップフックがついているので収納・積載面では幅を取らずバックパックやシートバッグのDリングにつけられるので便利です。
Lightung Ever LEDランタン
収納サイズ | 使用サイズと同じ |
使用サイズ | 約9.5cm×8.8cm×18.4cm |
使用持続時間 | 700ルーメン(昼白色) (強)約18時間 (弱)約160時間 300ルーメン(電球色) (強)約25時間 (弱)約240時間 1000ルーメン(フル・混合色) (強)約12時間 (弱)約100時間 1000ルーメン(フラッシュ) 約25時間 |
重さ | 約400g |
乾電池式LEDランタンで収納サイズは特にコンパクトというわけではないですが、オイルランタンのような歪さはそこまでないため収納に余裕がある場合は候補になります。
4つのモードに分かれていて昼白色、電球色、混合色、フラッシュが可能になっています。
とにかく使い勝手が良いLEDランタンで、上部にはハンドル、下部にも収納フックが付いているため、上からでも下からでも、どちらからでも吊り下げられます。明るさにも定評があり、キャンプではメインライトとして使用できます。
さらに防滴仕様なので雨の日でも気にせず使用可能になっています。
乾電池は別売りのため注意して下さい。
まとめ
LEDランタンの方がキャンプツーリングに向いている説をお伝えしてきました。
どうしてもキャンプツーリングとなると積載性がいいものに軍配が…
しかーし、今回は積載性のみならず、機能面でもおすすめできる商品をご紹介したので、もし『そこまで言うならLEDランタン使ってみるか』という方は参考にしてもらえると幸いです!
また、これからキャンプツーリングはじめるぜ!って方もこの記事を参考にLEDランタンを選んでもらえればと思います。