テント入り口を跳ね上げたり、ハンモック泊のタープ設営に使用したりする時に必要なタープポール。
しかし伸縮性があまりなく、収納サイズが大きかったり、頑丈さにこだわり重さがあったりすると、バイクキャンプや徒歩キャンプでは持ち運びにくく扱いにくくなります。
今回は頑丈で伸縮性抜群!持ち運びもしやすい「ケメコのカーボンタープポール」のご紹介です。
使用した感じや、持ち運んだ感じのレビューもお伝えしていきますのでバイクや徒歩キャンプで「頑丈で軽いタープポール」を探している方や、「持ち運びしやすいタープポール」を探している方はぜひ参考にしてみて下さい。
- ケメコカーボンタープポールの使用感
- ケメコカーボンタープポールのメリット
- ケメコカーボンタープポールのデメリット
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cm パワーツイストの特徴
- 価格:19,360円(税込Amazon2022.10月)
- 長さ:最大180cm
- 収納サイズ:約44.5cm(41cm+先端3.5cm)パイプΦ23mm ロック部Φ31mm
- 重量:約190g/1本
- 素材:3Kマットカーボン/60アルミ合金アルマイト加工済
2本セットで販売されていて、価格的には少し高価な印象。
しかし収納サイズのコンパクトさは他ではあまり見ないコンパクトさなので徒歩やバイク、自転車キャンプなど積載量を重視するキャンプにはとてもおすすめのタープポールです。
ここからは「KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール180cm パワーツイスト」の特徴を詳しくお伝えしていきます。
伸縮式で収納サイズがコンパクト!バイクに積載しやすい
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポールは伸縮式なので、最大180cmの高さになるポールでも収納サイズは44.5cmとコンパクト。
写真は自転車キャンプでリアバッグ上に積載した写真ですが、バイクのツーリングバッグや、バッグパックなどにも気軽に収納できるのがケメコのタープポール最大のメリットです!
3Kカーボン仕様のポールで強度も◎
素材が3Kカーボンでできているため強度が高く、頑丈です。
3Kカーボンとは、1束3,000本のカーボンで織り上げられたカーボンで、3Kカーボンはロードバイクのフレームなどにも使用されるとても強度が高い素材です。
そのため多少のことでは折れたり曲がったりしないため、安心して使用できます。
カーボンポールなので軽量で扱いやすい
素材がカーボンなので軽量で持ち運びやすく、扱いやすいのも特徴。
写真のように片手…のみならず指先で持てるほど軽くて、持ち運びやすく扱いやすいです。
軽量なので設営時も腕に負担がかからず設営可能。就寝時にタープポールを外してフルクローズする場合でも、軽量なので簡単に取り外せます。
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポールの伸縮方法・ロック方法
カーボンタープポールの使い方はシンプルで簡単です!しかも軽量なので片手でも伸縮できちゃいます。
①ロック部を右に回す
ロック部を右にまわします。先端部分から順番に緩めて、ロック部分は全て緩めておくとポールが伸ばしやすくなります。
伸ばしていく順番も縮める順番も、ポール先端から行うとスムーズに伸縮可能です。
②ポールを伸ばす
ロック部分を緩めたら、先端部分からポールを伸ばしていきます。
使用したい長さに伸ばしたらロック部分を固定していきます。
③ロック部分を固定
ロック部分を緩める時とは逆方向に、ロック部分を締めていきます。
動かなくなるまで回しきったら固定完了です。
KEMEKO(ケメコ)カーボンポールはテントにもタープにも使用可能
2本セットのケメコカーボンタープポールはタープだけでなく、高さ調節ができるため色々な高さのテント入り口の跳ね上げもできます。
タープ使用時やテント入り口の跳ね上げで、常時ポールが1本で済むようであれば単品で販売もしているため、自分の使用スタイルで購入本数を決めましょう。
ただし単品の場合2本で購入する時より、割高になるため注意してください。
カーボンポールは雷が落ちやすい?
カーボンタープポール使用時に注意したいのが「雷」です。
「自分は雨の日など悪天候なときはキャンプをしないから安心!」…と思いがちですが急な天気の崩れなど、予期せぬ気候は避けられません。
もともと雷は高さがある所に落ちるため、カーボンタープポールより高さのある木がある場合はリスクが減ります。
ただし同じくらいの高さのものしか周りにない、もしくはカーボンタープポールが一番高い場合は注意が必要です。
カーボンタープポールは電気を通しやすい性質を持っているため、雷が落ちやすくなります。
落雷のあらゆるリスクを軽減するためには、雨や雷が近づいてきたら使用中止しましょう。
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポール使用時のメリット・デメリット
ここからは実際に使用して感じた、メリットとデメリットをお伝えしていきます。
ケメコカーボンタープポール「メリット」
- コンパクト収納で積載しやすい
- 軽量で扱いやすい
- 1本で伸縮するためパーツを紛失しない
- カーボン製マットブラックで高級感がある
軽量コンパクトなので、積載量が限られているキャンプスタイルにオススメです!
そして組み立て型のポールではないので「ポールの連結部分どこかに無くした!」とか、「何本繋げればいんだっけ?」みたいな迷いやタイムロスなどのストレスがなく使えるのも嬉しいポイントでした。
ケメコカーボンタープポール「デメリット」
- 先端がむき出しになっているため欠けないか不安
- ロック部分の緩める順番を間違えると、ポール全体が動いてうまく伸縮しない
- カーボン素材がサラサラなため、バイクのツーリングバッグに括り付ける時は滑り止め必須
ポールの先端部分のキャップは別途販売されているので、先端の欠けが気になる方は購入がおすすめです。
カーボン製の高級感漂う見た目は最高ですが、サラサラした質感なのでバッグに括り付けて走る場合は落下に注意!
自転車のリアバッグに括り付けて走行した際も、何度か前にずれてきてしまったので、滑り止めのゴムを巻くなど対策をした方が安心して走行できます。
KEMEKOケメコテレスコカーボンポールは180・190・200の3サイズ展開
ケメコのテレスコカーボンポールは180・190・200の3サイズ展開です。
伸縮長さの単位で180cm・190cm・200cmと展開されていますが、それに伴いポールの太さも太くなっていきます。
ポールの長さはタープの下で食事したりくつろいだりするメインポールであれば〜280cm、テントの跳ね上げやハンモック泊などのタープに使用するサブポールであれば〜200cmが適しています。
そのためケメコのテレスコカーボンポールは人数やシーンによってはメインで使用できますが、基本的にどのサイズでもサブポール使用が最適です。
【サイズ比較表】
サイズ | 収納サイズ | 重さ(1本) | ポールの太さ | 2本セット価格 (Amazon税込2022.10) |
180 | 44.5cm | 190g | 〜Φ23mm | 19,360円 |
190 | 48cm | 260g | 〜Φ28mm | 22,220円 |
200 | 55cm | 340g | 〜Φ33mm | 25,740円 |
どのサイズでも余裕で60cm以下なので、バイクキャンプでは持ち運びしやすい長さです。
190cmの商品のみ2本持っていく用に便利なストレージクリップが販売されています。
背が高くなくタープ下で立ったまま作業するとかでなければ、180cmのタープポールで問題なく快適にキャンプは楽しめると思います。
少し余裕をもちたければ190cm、背が高くてタープ下で立って作業をしたい方は190〜200cmを選ぶと良いでしょう。
KEMEKO ケメコ テレスコカーボンポールは軽量化キャンプに最適なアイテム!
ケメコのテレスコカーボンポール180の紹介と、実際使用したメリット・デメリットをお伝えしてきました。
とにかく軽量コンパクトなため、バイクや徒歩キャンパーにとてもおすすめ&扱いやすさとパーツの紛失がないので、初心者キャンパーにもとてもおすすめの商品です。
タープを使用しなくても、テントの入り口跳ね上げに使用できるため、1本でも持っておくと汎用性が高くとても便利なアイテムです。
ポールを使用すれば天井が高くなり開放感がでたり、逆にテント入り口を片方だけ跳ね上げれば秘密基地感でたり、ポール1つで色々な楽しみ方ができます。
荷物になるからとポールは使わない派だった方や、これからバイクや徒歩キャンプを始める方はぜひ「KEMEKOケメコのテレスコカーボンポール」を使用してみください!