バイクでのキャンプは荷物の積載が重要!
初心者の頃はキャンプのアレコレに憧れて、映える道具重視で積載量を考えず買っては荷物を圧迫する日々…。
バイクキャンプを始めて数年。
ようやくキャンプを楽しみつつ、積載量の軽量化ができるようになりました!
色々経験した経験値を元に、今回はバイクソロキャンプを始めて「いるもの」と「いらないもの」、そしてコンパクトなものに入れ替えたキャンプ道具を紹介していきます。
バイクキャンプ初心者の方や、バイクキャンプの荷物の軽量化をはかりたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください!
- バイクソロキャンプでいるもの
- バイクソロキャンプでいらないもの
- 軽量化できるアイテム
※いるもの、いらないものは経験してきた中での、個人的な意見ですのでご了承を
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
キャンプツーリングがめんどくさいのは道具が多いから?
キャンプツーリングを始めたくても「めんどくさそう」と思う方や、「キャンプは楽しいけど面倒くささもある」と実際キャンプツーリングをしてる方でも思ったことはありません?
めんどくさいと思う要因(考察)
- 荷物の積み下ろし
- キャンプ場でのキャンプ道具設置
- 片付け(洗ったり干したり…)
自分も始める前は(いや始めてからしばらくしても)上記3点がめんどくさいと感じました。
じゃぁどうすればめんどくさくなく、キャンプの楽しいところ…「いいとこ取り」をして楽しめるか考えた末行き着いたのが荷物の軽量化です。
軽量化すると「めんどくさい要因」がほとんどなくなります。
- 荷物の積み下ろし⇒軽くなるので楽になる
- キャンプ場でのキャンプ道具設置⇒軽くて扱いやすくなるので設置しやすくなる
- 片付け(洗ったり干したり…)⇒軽くてコンパクトな商品が多いので気軽にバイクに乗せて干せる
洗い物だけは残りますが、ほぼほぼクリアしてキャンプしやすくなります(実体験談)
まずはキャンプツーリングを身軽に軽量化するために、「いらないなぁ」と感じた道具の紹介です▼
キャンプツーリングで「いらない」と感じたキャンプ道具
ここからはキャンプ始めた時に雰囲気重視や、ネットや色々な情報に踊らされて購入したけど「いらないかなぁ」となった商品の紹介です。
タープ
日除けや雨避けとなるタープ。
大人数でのキャンプでは、タープ下で食事をとったり談笑したりと活躍しますが、ソロキャンプではテントの入り口を跳ね上げられるタイプであれば、必要性を感じません。
またバイクへの積載面でも、タープは嵩張るため荷物量を圧迫します。
機能面、積載面を考えて軽量化するのであれば、入り口を跳ね上げられるテントを購入すればタープは不要です。
ランタンスタンド・ランタンハンガー
こんな感じのおしゃれに見える「ランタンスタンドー」。
頑丈な素材や太いポールでできていたり、長いポールで設計されていたりするため、収納の際嵩張ります。
そしてなにより、ソロキャンプだとそんなにかける道具がありません。
焚き火や設営に使う手袋は、薪を焚べる際しようするためかけると面倒くさい…トングも然り…
カップ、シェラカップやクッカーはローテーブルに置いておいた方が使いやすい…
強いて言えば、洗ったとに乾かすためや、キャンプ道具を干すときに便利かもしれませんが、タオルで拭いて終わりのほうが早いし楽なんです
おしゃれさやレイアウト的に「欲しい!」方にはおすすめですが、軽量化やコンパクトなソロキャンプを求めてる方には必要ないであろうアイテムです。
オイルランタン
キャンプを始めると必ずと言っていいほど憧れる「オイルランタン」
本当運ぶのに嵩張るし、オイル漏れ気になるし、ガラスも割れないか超絶気になります
キャンプの雰囲気を存分にだしたい方には必須アイテムかもしれませんが、軽量コンパクトで過ごしたいならLEDランタン一択です。
焚き火しない!調理しない!寝るだけなら最軽量でキャンプができる
キャンプ場を寝床代わりにだけにする場合は最軽量でキャンプができます。
例えば現地の美味しい料理をお店食べて、宿代わりにテントを使う…とか、現地の弁当・現地の地酒を購入してテント内でしっぽりキャンプを楽しむとか…
寝床代わりだけにする場合は必要なアイテムは以下の3つ!
- 1人用ソロテント
- 季節に応じたマットとシュラフ
- 小型LEDランタン
冬は底冷え対策をしなければならないため、シュラフやマットが嵩張る可能性はあります。
しかし、焚き火台やクッカーを所持しないだけで相当な軽量化を図れるのは間違いないです。
焚き火やキャンプ飯がキャンプの醍醐味!って思ってる方でも楽さに気づくと意外とハマりますよ
軽量化でバイクであればツーリングも積載量気にせず楽しめるので、「寝るだけのキャンプ」は地方に行った時は、宿代わりにもなるため特におすすめです!
ソロキャンプツーリングで置き換えたキャンプ道具
ここからは実際に私が軽量化のために置き換えたキャンプ道具と、置き換える前のキャンプ道具を紹介していきます
軽量化しても「焚き火」や「キャンプめし」は楽しみたいので、自分なりの「キャンプを楽しめる範囲での軽量化」です!
キャンプ道具は「キャンプで何をメインに楽しみたいか」や、「どういうスタイルでキャンプしたいか」によって変わるので、ぜひ参考程度に見ていただければと思います。
- 地べた&無骨スタイル好き
- 焚き火はしたい
- キャンプめしも楽しみたい
- 不便はしたくない
テント:ステイシーST-Ⅱからバンドックのソロドーム1へ
ステイシーST-Ⅱ | BUNDOKソロドーム1 | |
サイズ | 幅230×奥行き300×高さ120cm | 幅200×奥行き150×高さ110cm |
収納サイズ | 52×19×19cm | 41×16×16cm |
重さ | 3.9kg | 1.88kg |
価格(税込) | 48,400円 | 16,500円 |
ステイシーST-Ⅱはソロキャンプでは贅沢使いができる広さの2ルームテント。
使用サイズに対しての収納サイズのコンパクトさと軽さが特徴です。
しかしキャンプを繰り返すうちに、「こんなに広くなくていいな」と思い始め買い替えたのがBUNDOKソロドーム1。
テント内の広さはソロ用ならではのコンパクトさですが、狭いながらも前室が確保できるため、荷物の置き場にはこまりません。
そしてなんといっても軽さと収納時のコンパクトさが魅力的!無骨な見た目のカーキも好きです。
テーブル:キャプテンスタッグアルミロールテーブルからSOTOフィールドホッパーへ
CAPTAIN STAG | SOTO | |
サイズ | 幅400×奥行き290×高さ120mm | 幅297×奥行き210×高さ78mm |
収納サイズ | 幅70×奥行き60×長さ400mm | 幅297×奥行き110×高さ19mm |
重さ | 700g | 395g |
耐荷重 | 30kg | 3kg |
価格(税込) | 3,850円 | 5,800円 |
CAPTAIN STAGのアルミローテーブルはアニメ「ゆる△キャン」で有名になったローテーブル。
「ソロキャンプ始めたら買わない人はいないのでは?」と思うほど、設置のしやすさと使いやすいテーブルの広さです。
難点は1つ。収納サイズが少し嵩張るところです。
アルミ板を何枚か重ねて折りたたんでいくため、どうしても収納サイズ的に高さがでてしまいます。
そこで購入したのがSOTOのフィールドホッパーです。
テーブル面が2面しかないため、広げれば設置・折りたためば収納でき、かつ薄くてコンパクトな収納サイズです。
使用サイズもソロキャンプでは特に不便にならない大きさ(個人差あり)
加えて軽量なため、積載量・重さを軽くしたい方にもSOTOのフィールドホッパーはおすすめです。
チェア:HelinoxグラウンドチェアからBUNDOKの座布団へ
Helinox | BUNDOK座布団 | |
サイズ | 幅52×奥行き50×高さ49cm | 幅38×奥行き27.5×高さ1.5cm |
収納サイズ | 幅30×奥行き11×高さ11cm | 幅27.5×奥行き9.5×高さ3.5cm |
重さ | 615g | 30g |
価格(税込) | 13,750円 | 770円 |
Helinoxは少し高価ですが、コンパクトチェアの中では抜群に使いやすく、収納サイズも軽量さも秀逸なチェア。
チェアを使ったロースタイルでキャンプを楽しみたい方にはとてもおすすめの商品です。
しかし、より荷物をコンパクトに軽量にしたくて出会ったのが「座布団」。
もちろん強制的に地べたスタイルになりますが、これがまた「楽ちん。」なんです。
あぐらをかけるし、脚も伸ばせるし、テント内に半身を入れればそのまま寝そべることも…。
そしてこの座布団の良い所は嵩張らない!
荷物の隙間に入れ込むことも可能で、しかも軽量なのでどこにでも持ち運べます。
より軽量化を目指すのであれば、座布団で「地べたスタイル」がおすすめです。
焚き火台:snow peak焚き火台Sからニンジャファイヤースタンドソロへ
snow peak | ファイヤースタンドsolo | |
サイズ | 幅28.5×奥行き28.5×高さ20.5cm | 幅35×奥行き25×高さ25cm |
収納サイズ | 幅35×奥行き41×高さ2.5cm | 幅10×奥行き40×高さ2cm |
重さ | 1.8kg | 400g |
価格(税込) | 9,900円 | 10,450円 |
焚き火台で有名なスノーピーク。焚き火をするにあたって(個人的に)外せない焚き火台です。
スノーピークの焚き火台は広げるだけで設置できるので、とても使いやすく使えば使うほどかっこよくなるデザインも素敵です。
しかし収納サイズの大きさ・いびつさや、重さが難点でした。そこで軽量化に振り切って購入したのがファイヤースタンドsoloです。
超が付くほど軽量化された本体と、コンパクトすぎる収納サイズに驚愕です。
それでいて薪割りせず焚き火ができ、焚き火調理用のゴトクも付属しています。
ファイヤースタンドsoloを使い始めたら「軽量・コンパクト・使いやすさ」が最高で、他の焚き火は使えないレベルかも知れません。
明かり系:LEDランタンから小型LEDランタンへ
LEDランタン | 小型LEDランタン(レッドレンザー) | |
サイズ | 直径8×高さ6cm | 直径2.9×高さ9.7cm |
光量(最大) | 200lm | 300lm |
重さ | 180g | 71g |
価格(税込) | 1,869円(Amazon) | 5,940円(Amazon) |
安価でソロキャンプでは十分な光量を発するLEDランタン。
スマホの充電もできるため、マルチに活躍していました。
しかし厚みのある形状で収納時少し嵩張るのが気になり、コンパクトさを追求した結果、超小型LEDランタンレッドレンザーにたどり着きました。
充電機能がないためスマホ充電はできませんが、軽量コンパクトを目指すのであれば、おすすめしたい超小型LEDランタンです。
マット&コット:DODバッグインベッド(コット)からFIELDOORエアマットへ
バッグインベッド | FIELDOORエアマット | |
サイズ | 幅183×奥行き72×高さ15.5cm | 幅190×奥行き58×高さ5cm |
収納サイズ | 幅51×奥行き16×高さ12cm | 直径10×高さ22cm |
重さ | 2.6kg | 500g |
価格(税込) | 11,950円 | 4,180円(Amazon) |
バッグの中にも入れられる収納サイズのDODのバッグインベッド。
DODの製品はバイクキャンプ向けに開発されている商品が多く、コンパクトで扱いやすいためバイクキャンパーでコットが欲しい方にはおすすめの商品です。
しかし軽量化を考えると、コットに使用するパイプ部分がかさばったり重かったりします。
そこで見つけたのがFIELDOORのウルトラライトエアマットです。
エアマットの中でも収納サイズのコンパクトさは秀逸。そこまで息を吹き込まなくても使用できる仕組みになっているため、空気入れもエアポンプ等使用しなくても簡単に入れられます。
バイクキャンプの軽量コンパクト化を考えている方には「FIELDOORのウルトラライトエアマット」は超絶おすすめです。
バイクキャンプ道具の積載比較
実際に軽量化前のキャンプ道具と、軽量化後のキャンプ道具の比較写真です。
軽量化前
優雅にキャンプを過ごすコンセプト。好きなものを詰め込んだって感じですね
焚き火台やチェアは違うアイテムですが、実際設営して過ごした感じが下の写真です。
これはこれで好きなソロスタイルです!
軽量化後
軽量コンパクト化しつつ、無骨も意識したラインナップ!キャンプスタイルが明確にわかってしまいそうなアイテムたち(笑)
お気に入りの地べたスタイル。このスタイルだとタナックスのミニフィールドシートバッグでキャンプに行けちゃいます。
設営をちゃっちゃと済ませて、ソロキャンプを存分に楽しむスタイルです
キャンプ道具の軽量化で「めんどくさいキャンプ」から「楽しいキャンプ」へ!
バイクキャンプで「いらないもの」「いるもの」の紹介や、軽量化した際に置き換えたアイテムなど紹介してきました。
キャンプの面倒くささはキャンプ道具の設置や片付けが主なので、キャンプ道具を扱いやすいアイテムに変えることで面倒くささは減っていきます。
めんどくさそうだから、やってみたいけどキャンプは避けてた…と思ってる方はぜひ今回紹介したアイテムを使ってみてください!
個人的に面倒くさくなく、キャンプが楽しく続けられる商品を紹介してみました。
またバイクキャンプで、コンパクトなアイテム探しをしている方もぜひ参考にしてみてください!
軽量コンパクトなキャンプ道具でバイクキャンプライフを楽しく過ごしましょう。