キャンプツーリングの夜を快適に過ごすために、寝袋と合わせて購入しておきたいコット。
「種類が多く、どうやって選べばいいか分からない!」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
今回はコスパや寝心地の良さから、おすすめのコット6つと、キャンプツーリングでのコットの選び方を紹介していきます。
- コットの種類と選び方
- 冬キャンプで寝る時の寒さ対策
- キャンプツーリングにおすすめコット
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
バイクキャンプの寝床となるコットの種類
コットの種類は3つに分けられます。
- ハイスタイルコット
- ロースタイルコット
- 2WAYコット
ここからはそれぞれの特徴をお伝えしていきます。
地面から距離が取れるハイスタイルコット
ハイスタイルコットの特徴は以下の3点です。
- 高さ約40cm
- 地面からの冷気や熱気を逃がしてくれるので快適に過ごせる
- 高さがあるのでベンチとしても使用できる
座り心地や寝心地重視の方におすすめですが、ローコットと比較して大きくまた、重くなりがちなのでバイクでのキャンプではネックになる部分があります。
安定感が良いロースタイルコット
ロースタイルコットの特徴は以下の4点です。
- 高さ約20cm
- 重心が低いため、安定感がある
- 軽くてコンパクトなものが多い
- テント内に設置しても天井までの距離があり圧迫感が少ない
最大の特徴は持ち運びに便利で携行性が高いところ。そのためバイクキャンプには一番おすすめのコットです。
シーンによって選べる2WAYスタイルのコット
2WAYコットの特徴は以下の3つです。
- 高さは調節が可能
- 寝る時には重心を低めに設定し、日中は重心を高めにすることでベンチとして使用できる
- ハイスタイルコットとロースタイルコットの良いとこ取りが出来る
ロースタイルでもハイスタイルでも使えるため、汎用性が高いのが特徴です。
ただしその分、金額は高価になりがち。予算に余裕がある方は汎用性の高い2WAYコットがおすすめです。
バイクキャンプで扱いやすいコットの選び方
バイクキャンプで扱いやすいコットの選び方のポイントは4つあります。
- 収納サイズ
- 重さ
- 寝心地
- 組み立てやすさ
バイクキャンプではキャンプ場までバイクで移動するため、重たい荷物を積載しながらのツーリングは、体の負担が大きく体力を消耗してしまいます。
そのためバイクキャンプには収納サイズがコンパクトで軽量である部分は外せないポイントです。
その他キャンプを快適に過ごすためには、寝心地や組み立てやすさも重要になります。
ここからは4つのポイントを詳しくお伝えしていきます。ポイントを抑えて自分に合ったコットを選んでいきましょう。
バイクに積載しやすいコンパクト収納できるコット
バイクに積載して持ち運ぶため、コンパクトであればあるほどバイクキャンプに適しています。
目安としては長さ60cm以下の収納サイズのコットであれば、問題なく積載可能です。
さらにコンパクトに収納が出来れば、キャンプで使った後、自宅で保管する場所も取らないので、一石二鳥です。
重さも重要!2kg程度の軽量コットだと持ち運びしやすい
コンパクトに収納が出来たとしても重さが軽くなければ、持ち運びが大変です。
収納サイズ同様、重さは軽ければ軽いほどバイクキャンプに適しています。
コットの重さが軽いか重いかを左右するのは、フレームに使用される素材の違いです。より軽量なコットを求めている場合は、フレーム素材がアルミニウムやアルミ合金のコットを選びましょう。
軽いコットだと強度の弱さが心配ですが、一般的にアルミ合金フレームは100㎏以上の重さを支えられるため安心して使用できます。
寝心地も重要!疲れが取れる寝心地が良いコット
キャンプコットはベットとしての役割で使われるため、「寝心地」にも注意して選びましょう。
寝心地を左右するための重要な要素はシートの張りの強さです。
張りの強いものを選ぶと、体が沈まないため腰にも負担がかからず寝心地が良いといえます。またゆったりと寝たいなら、張りの強いワイドタイプもおすすめです。
キャンプコットは60cm幅のものが主流ですが、70cm以上の幅があれば大柄な男性でもゆったりと寝られます。
組み立てやすいコットだと便利
キャンプツーリングではキャンプ場でコットを組み立てるため、組み立てやすさがとても大切です。
組み立てが難しいと折角購入しても、使わなくなってしまう可能性も…
コットの組み立てには「展開式」と「はめ込み式」があります。
展開式
特に組み立てやすいのは、「展開式」のコットです。
ワンタッチで手間なく設置でき、女性でも組み立てが簡単に行えます。その分、収納サイズが大きめなので持ち運びが困難になります。
はめ込み式
「はめ込み式」は、パーツをはめ込む時に少し力が必要で組み立ての容易さでは展開式に劣ります。
しかし付属の収納ケースに入れて持ち運べるくらい小さくなり、コンパクトになるため携行性は抜群。
はめ込み式でも、そこまで力を入れなくても組み立てられるように工夫されている商品もあるため、選ぶ際は必ず組立方法を確認しておくと良いでしょう。
冬キャンプはコットの上に銀マットなどを敷いて寒さ対策を
冬のキャンプはとにかく寒いです。その寒さをしのぐ手段として銀マットがおすすめ!
コットは断冷効果があまりないため、寒さの対策としてコットの上に断冷効果のある敷物を敷くと寒さをしのげます。
断冷効果が高いインフレターブルマットを敷くのが1番効果的ですが、比較的高価で手に入を出しにくい商品です。
その点、銀マットであれば低価格でコットに敷くだけでも寒さ対策ができます。さらに銀マットは寝室以外でも、地べたスタイル時のクッション代わりにもなるため汎用性が高く便利です。
ただし銀マットはバイク積載時に少し嵩張るので、積載できるかどうかツーリングバッグ等を確認しておきましょう。
キャンプツーリングにおすすめ1万円以下コスパ最強のコット3選
ここからはキャンプツーリングにおすすめの1万円以下で購入できる、コスパが良い商品を3つご紹介していきます。
スペックや価格などもお伝えしていくので、「予算を抑えたいけど、それなりにちゃんと寝れるコット」を探している方はぜひ参考にしてみてください。
※価格は2022.10月Amazon税込み価格が表記されています。
DODバッグインベッド(DODコット)
- 価格:9,933円(税込)
- 使用サイズ:W183×D72×H15.5cm
- 収納サイズ:W51×D16×H12cm
- 重さ:2.6kg
- 耐荷重:120kg
- スタイル:ローコット
【特徴】
バッグに入れられるサイズ感。収納時のコンパクトさが特徴のDODバッグインベッドです。
ツーリングバッグにも入れやすいサイズ感ですが、耐荷重が120kgと安定感があります。DODのうさぎのロゴがワンポイントで入っており見た目もおしゃれです。
カラーはカーキ・ブラック・タンから選べるため、キャンプカラーに合わせて購入できるのも嬉しいポイントです。
比較的低価格でバイク積載しやすいため、バイクキャンプ初心者の方にとてもおすすめの商品です。
TOMOUNTコット
- 価格:7,980円(税込)
- 使用サイズ:W190×D70
- 収納サイズ:W40×D16×H16cm
- 重さ:2.1kg
- 耐荷重:150kg
- スタイル:ローコット
【特徴】
価格7,000円台で購入できるコスパの高いローコットです。
脚部分が5つあることで安定しており、耐荷重150kgあるので安定感は抜群です。収納サイズは少し嵩高い感じはありいますが、幅は40cmとコンパクト。ツーリングバッグへの積載も問題なくできます。
予算をできるだけ抑えたい方におすすめの商品です。
Moon Lenceコット
- 価格:7,980円(税込)
- 使用サイズ:W190×D70×H17cm
- 収納サイズ:W38×D16×H16cm
- 重さ:2.3kg
- 耐荷重:160kg
- スタイル:ローコット
【特徴】
収納サイズがコンパクトで携行性が高いローコットです。
耐荷重は160kgあるので、体重がそこそこある方でも安心して使用できます。収納サイズは幅38cmとものすごいコンパクトなので、バイク積への載も安心です。
サイドには小説やスマホなど小物を入れられるポケットが付いているのも嬉しいポイントです。
安定感抜群のコスパのよいコットを探している方に、おすすめの商品です。
キャンプツーリングにおすすめ1万円台寝心地抜群のコット3選
ここからはキャンプツーリングにおすすめの、1万円台で寝心地が良い商品のご紹介です。
予算はある程度抑えたいけど寝心地も大事!という方はぜひ参考にしてみてください。
※価格は2022.10月Amazon税込み価格が表記されています。
WAQ 2WAYフォールディングコット
- 価格:15,800円(税込)
- 使用サイズ:W190×D67×H17-37cm
- 収納サイズ:W60×D18×H18cm
- 重さ:3.2kg
- 耐荷重:150kg
- スタイル:2WAYコット
【特徴】
ベッドシートが程よく沈むことで、心地よい寝心地に定評があるWAQのコットです。
2WAYコットなので、シーンによってハイスタイルやロースタイルに変更可能。また冷気や熱気をシャットダウンできる記事を使用しているため、暑い夏や寒い冬でも快適に眠れます。
幅が60cmと少し大きめなので、積載量に余裕がある方におすすめのコットです。
VENTLAX2WAYアジャスタブルコット
- 価格:14,980円(税込)
- 使用サイズ:W190×D67×H17-37cm
- 収納サイズ:W56×D17×H17cm
- 重さ:3.0kg
- 耐荷重:150kg
- スタイル:2WAYコット
【特徴】
SNSで「寝心地がいい!」と話題のVENTLAXの2WAYコットです。
コット生地に厚みがあるため、冷気をシャットダウンしてくれます。収納サイズもコンパクトでバイクに積載しやすいのも嬉しいポイント!
積載しやすさと寝心地を兼ね備えた2WAYコット。価格も1万円台なのでお得感が満載です。
寝心地が良い、コスパの高いコットを探している方におすすめの商品です。
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY (ブルックリンアウトドアカンパニー) コット
- 価格:15,980円(税込)
- 使用サイズ:W190×D68×H17-37cm
- 収納サイズ:W52×D18×H18cm
- 重さ:2.5kg
- 耐荷重:150kg
- スタイル:2WAYコット
【特徴】
適度なハリで寝心地が良く、軽量さが特徴の2WAYコットです。
横になった時のギシギシ音を最小限に抑え、快適に眠れる構造。収納サイズはコンパクトで、2WAYコットでありながら重さは2kg台と携行性は抜群です。
寝心地と携行性を重視する方におすすめの商品です。
ワークマンのキャンプ用コットもリーズナブルでおすすめ!
最近キャンプ道具の販売を始めたワークマンもコットを販売しています。
- 価格:5,800円(公式価格税込)
- 使用サイズ:W189×D65×H16cm
- 収納サイズ:W48×D15×H15cm
- 重さ:2.4kg
- 耐荷重:100kg
- スタイル:ローコット
耐荷重は100kgと少し軽めですが、価格は5,000円台と低価格。収納サイズもコンパクトで携行性が高い商品です。
予算を最低限に抑えたい方はワークマンのコットもおすすめです。
WORKMANオンランストアはこちら
コスパが高く寝心地が良いコットでバイクキャンプの疲れを癒そう
キャンプツーリングにおすすめなコットの商品紹介や、選び方のポイントなどお伝えしてきました。
キャンプツーリングではバイクで移動するため、「軽量・コンパクト」が最重要です。その中でも寝心地や、組み立てやすさでコットを選び、快適なキャンプを過ごしましょう。
ぜひ今回の記事を参考に自分のスタイルに合った、お気に入りのコットを見つけてみて下さい。
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