今回はバイクソロキャンプで便利なアルコールバーナー「トランギアのアルコールバーナー」の購入&使用レビューです。
コンパクトで使用しやすいアルコールバーナーはガス缶を使用しないため、低コストで暑い夏でもガス缶の破裂などの心配なく安心して使用できます。
夏のキャンプでガス缶をバックに入れていると、いつも熱でガス缶が破裂や破損しないか心配でした…
シングルバーナーと比較しての使いやすさや、使い方やスタッキング、使用してみてのメリットやデメリットなどっもお伝えしていきますので、トランギアのアルコールバーナーが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
トランギアアルコールバーナーがソロキャンプにおすすめな理由3つ
トランギアのアルコールバーナーがバイクソロキャンプにおすすめな理由は以下の3つがあります。
- 単純な構造で使い方が簡単
- コンパクトなサイズ感
- 軽量で扱いやすい
バイクソロキャンプで必須なコンパクト収納と、扱いやすい構造からとてもおすすめなトランギアのアルコールバーナーです!
ここからは1つずつ詳しくお伝えしていきます。
単純な構造で使い方が簡単
トランギアのアルコールバーナーのパーツは「本体・蓋・火力調節用の蓋」の3つです。
パーツが少なく機械式ではないので、故障する心配がなく安心して使用できます。
本体に燃料を入れ、火力調節用の蓋を使い簡単に使用できるため、ガスストーブのようにガスを固定する手間がなくサッと使えてとても便利です。
ガス缶をセットするのが苦手な方にもおすすめ!
使用後や使用前には燃料を本体に入れたままでもOK!蓋をはめれば燃料漏れすることなく、持ち運びができます。
サイズがコンパクトでコンパクトテーブルに設置しやすい
燃料を入れれば本体だけで使用できるため、とてもコンパクトです。
ガス缶を使用する場合、ガス缶がテーブルを占領してテーブル上がごちゃごちゃしてしまったり、お皿やカップを置けなかったりします。
ソロキャンプだとテーブルがコンパクトな場合がほとんどなので、快適に食事をするためには火元もコンパクト性が重要です!
またテーブル上だけの問題だけではなく、キャンプ道具をなるべくコンパクト収納したいので、キャンプ道具はコンパクトであればあるほど、パッキング時とても便利です。
軽量で扱いやすい
使用中や使用後は熱いので耐熱性の手袋必須ですが、使用前や熱が冷めた後の移動や片付けは軽量なため手間取りません。
ソロキャンプでは火元となるガスを調理以外でテーブルに置いておくと、邪魔になるので使用する時以外片付けておくのが理想!
そんな時サッとしまえたり、出せたりする軽量なアルコールバーナーはソロキャンプでは重宝します。
トランギアアルコールバーナーの使い方
使い方はいたって簡単!本体に燃料を入れて着火するだけです。
その他調理に応じて火加減の調節や、調理後の鎮火方法など使用した感想も踏まえてお伝えしていきます。
トランギアアルコールバーナーの火力調節の仕方
火加減用の蓋、グレーの部分がスライド式で動くようになっていて、グレー部分の開き具合で火加減を調節する仕組みです。
- 火加減用の蓋なし:強火
- 火加減用の蓋ありグレー部分全開:中火
- 火加減用の蓋ありグレー部分を半分位閉めた状態:弱火
- 火加減用の蓋ありグレー部分全部閉めた状態:鎮火
キャンプでは強火、中火メインでの使用が多いですが結構炎が上まで上がるので、なにか荷物や調味料を取るなどでアルコールバーナーの上をまたごうとすると、衣類の生地が燃えることがあるので注意してください。
調理時奥にある食材を取ろうとして、ナイロン生地の袖に熱があたって溶けた経験があります…。
炎が見えなくても、熱が上がっている場合があるので本当注意してください!
弱火の状態は風防がないと消えそうになるので、弱火を使う調理をする場合はゴトク+風防があったほうがスムーズに調理を楽しめると思います。
トランギアアルコールバーナーの収納方法
収納方法は、本体に蓋をねじってはめて(これにより中に燃料が入っていても漏れない)火加減調節用の蓋を載せれば片づけ完了です。
コンパクトなのでスタッキングもできて、持ち運びにとても便利です。
燃料は燃料用アルコール!持ち運びにはパウチ式かボトル式が◎
燃料は薬局やAmazonなどですぐ手に入れられる燃料用アルコールです。
持ち運び用のボトルもトランギアから販売されていますが、極力荷物を減らしたくてアルコールバーナーを使用しているため、燃料用アルコールの持ち運びはパウチタイプでコンパクトにしています。
パウチMAX(100ml)入れて1回のキャンプで十分もつサイズです。
ボトルタイプも見た目かっこいいですが、バイクソロキャンプは積載量を最小限にしたいので今回は見送りました〜
トランギアアルコールバーナーの蓋に取っ手(持ち手)は必要?
個人的は調理中に火加減を調節する料理をあまり作らないため、取っ手の必要性を感じていません。
鎮火する際も耐熱性のグローブをはめて、蓋をするため取っ手がなくても問題なく使用できています。
ただ、より安全に使用したい場合は取っ手があると、便利そうです。
取っ手部分は公式では販売されていませんが、自作の取っ手を売ったり、クリップで自作の取っ手の作り方など公開したりしている情報も多いので、不便を感じたら自作するのもありですね!
トランギアアルコールバーナーのスタッキング
トランギアはコンパクトなため、色々なキャンプ道具にスタッキング可能です。
メスティンにスタッキング
メスティンにスタッキングする場合は、使用しているゴトクと共にオシャレにスタッキング可能。
トランギアケトル0.6Lにスタッキング
トランギアのケトル0.6Lにもスタッキング可能です。
中にトランギアアルコールバーナーを入れて、蓋をすればトランギアケトル分の収納スペースで持ち運びできます。
その他スノーピークのチタントレックなどのクッカーや、マグにもスタッキング可能なため、持ち運び安さは抜群!!
積載量を減らしたいバイクキャンプには、めちゃめちゃおすすめなアルコールバーナーです。
ゴトクは8A GARAGE(ヤエイガレージ)のAEGIS(イージス)がおしゃれでおすすめ!
トランギアのアルコールストーブで使用しているは8A GARAGE(ヤエイガレージ)のAEGIS(イージス)です。
北海道のガレージブランドで、Amazonなどの大きなネットでの通販をしておらず、人とかぶらない&おしゃれかつコンパクトさに惹かれて購入しました。
風防代わりにもなり、安定してそこそこ大きなクッカーも載せられるのでトランギアのアルコールバーナー使用時はいつもAEGISで使用しています。
トランギアアルコールバーナー使用時の注意点!
使用時の注意点は、自身も衣類を焦がしてしまったのですが…
着火後は炎が見えなくても熱されている空間があるので、バーナーの上に燃えるモノを置かないようにしましょう。
もちろん調理で意図的に燃やすモノ以外のことです!
そして使用するときは必ず平な安定している場所で使用しましょう。倒してアルコール燃料がもれ草木に引火して家事になる危険性もあります。使用する場所にも注意が必要です!
あとは鎮火する時には理科の実験でアルコールランプを消すように、横から蓋をサッとおきましょう。
これも上からだとやけどする可能性があるので注意です!そして耐熱性のグローブは必ずはめて作業しましょう。
撤収時アルコール燃料が残っている場合は、蓋をちゃんと閉めないともれてしまうので、使い切らない場合は最後蓋の確認を徹底しましょう!
- アルコールバーナー上部の熱に注意
- 必ずバランスがとれるところで使用を
- 鎮火する時は横から蓋を
- 撤収時、蓋がきっちりしまっているか確認を
シングルバーナーとどっちが使いやすい?メリット・デメリット
同じ調理の火元となるシングルバーナーと比較してのメリット・デメリットは…
メリット
- テーブル上で幅を取らない
- ガス缶が不要なため炎天下の保管場所など気にしなくて済む
- スタッキングができるため、収納に幅を取らない
- ガス缶をはめる作業がないため、着火するだけで気軽に使用できる
デメリット
- シングルバーナーと比べて火力調節がしにくい
- ゴトクが別途必要
- 入れられる燃料量が限られているため、煮込み料理等時間がかかる調理にはあまり向かない
- 収納時、燃料もれする可能性がある
凝った料理を作ってキャンプを楽しみたい!って方にはあまり向きませんが、収納性・積載性重視で「焼く・炒める・炊く」くらいで十分な方にはおすすめです。
より軽量でコンパクトなバイクソロキャンプを目指すならおすすめ!!
トランギアのアルコールバーナーの使い方、おすすめのゴトクやメリット・デメリットなどお伝えしてきました。
携帯性が高く、調理で車焼いたり炒めたり、湯を沸かしてコーヒーを入れたり…ソロキャンプではとても便利な火元です。
火加減がシビアな料理や、長時間火にかける調理には向かないので、調理スタイルでシングルバーナーかアルコールバーナーか選ぶのもアリです!
より軽量でコンパクトなソロキャンプを目指している方や、無骨なスタイルが好きな方には特におすすめです。
トランギアのアルコールバーナーを購入したら、軽量コンパクトなバイクソロキャンプを楽しみましょう〜!