今回はDODから販売されている人気のテントワンポールテントS(タン)の使用レビューです。
コンパクトな収納ができることから、このDODのワンポールテント(S)はキャンプツーリングにも最適です。
フライシートのみでの設営方法や、前室を確保するアレンジ方法もお伝えしていきます。また、使用している中でのメリットやデメリットも随時記載更新しています。
購入に迷っている方や、アレンジ方法を探している方は参考にしてみてください。
アレンジ方法は完全なるオリジナルですのでご了承を!
・キャンプ歴4年
・エストレヤSE・ビアンキのロードバイクに乗ってキャンプやツーリングをのんびり楽しむのが好き。
・コンパクトなキャンプギア、機能性重視のキャンプ道具好き。
・TOYOTAのライズを購入し最近はカーキャンプ三昧。
・キャンプは1年中楽しむ派。
ワンポールテントのメリット・デメリット
いろんなメーカーからワンポールテントが販売されていますが
なんでワンポールテントがおすすめなの?
という方に、まず始めにワンポールテントの特徴やメリット・デメリットをお伝えしていきます。
特徴
ワンポールテントの特徴はその名の通り、『ワンポール(1つのポール)』でテントが支えられている構造のものを言います。
外観は丸いフォルムではなく、とんがり帽子のようなフォルムのものです。
メリット
- 設営が簡単
- 中央部分の高さが高い
- 見た目が映える
ワンポールといえば設営が簡単!が代名詞になってるんじゃないかと思うくらいよく見かけるフレーズです。
実際、フライシートをかける時に背が小さいと掛けづらさはありますが、設営に複雑な過程はないので簡単だと言えます。
そして、丸いフォルムのドーム型のテントより、中央のポール部分は背が高くなっているので寝転んだときの圧迫感はあまり感じず過ごせるようになっています。
デメリット
- 設営に地形を選ぶ(傾斜がありすぎると建てられない)
- 自立しない
- 裾部分の高さがない
1つのポールでテントを支えているため、傾斜がありすぎたり、地面がボコボコし過ぎているとポールのバランスが取れず設営ができない事があります。
キャンプ場ではあまりそういったサイトはありませんが、キャンプ場ではない場所で野営をする時などは地面の環境に注意が必要です。
また、中央部分の高さはありますが裾に行くに連れて高さは低くなるので裾部分にあまり物が置けずデットスペースになりやすくなっています。
DODワンポールテント(S)タン
うさぎのロゴがかわいいDODのワンポールテント(S)です。ここからはDODワンポールテント(S)のスペックや機能を紹介していきます。
スペック
使用サイズ | (約)W320×D270×H170cm |
収納サイズ | (約)W52×D14×H14cm |
インナーサイズ | (約)W270×D230×H170cm |
重さ | (約)3.1kg |
耐水圧 | フライシート:2000mm・フロア:5000mm |
ポール | スチール |
付属品 | キャリーバッグ、ペグ×13本 ロープ×6本(テントに取り付け済) |
公式は3人用となっていますが、快適にテント内で過ごすのであれば1〜2人での使用をおすすめします。
キャンプツーリングや荷物が多い場合は1人使用が快適!
フルメッシュインナーテント
インナーテント(フロア)はフルメッシュ仕様なので夏は風通しが良く快適に過ごせます。
フルメッシュといえども、下の方は若干メッシュじゃない部分があるので、雨が降った時に水が浸水してくる心配はありません。
ベンチレーター
換気ができるベンチレーターは前後に2つ付いており、開き幅も結構確保されているので、通気性は良くなっています。
DODワンポールテントは1人でも簡単に設営可能!
設営は慣れてくると10分かからず簡単にできます。
- グランドシートを広げてペグを緩る打ち
- グランドシートの上にインナーテントを乗せて同ペグに6箇所ゴム(?)を引っ掛ける
- ポール中央部分に立てる
- フライシート被せて同ペグに6箇所黒いベルト部分を引っ掛ける
- ペグを本打ち(※ペグの位置が納得行かない場合は1つずつ調整を)
最初にペグをガッツリ打つとインナーテントとフライシートを引っ掛けられなくなるのでそこだけ注意が必要です。
風が強い場合は補強フライシートにもともと取り付けてあるロープの固定をペグでしたほうが安全です。
詳しい設営方法はこちらに記載があります▼
アレンジ設営
ここからは『フライシートのみでの設営』と『前室を作成』したアレンジ設営をした記事の紹介になります。
自己流なのでこれにまたアレンジしてより良い空間にしてください←
フライシートのみで設営
DODワンポールテント(S)を購入後、通常設営の前に初回からフライシートのみでテント設営した記事になります。
フライシートのみでのキャンプに憧れがすごくて初回からチャレンジしました(笑)
簡単に設営できたので、フライシートのみで使用したい方はぜひ参考にしてみてください▼
フライシートのみで使用すると、インナーテント分の荷物がなくなるので携行性が高くなる&撤収の際収納バッグに収納しやすくなるメリットがあります。
冬はフライシートのみ、夏は虫よけ機能もかねてインナーテント有で使用しています。
前室確保
前室がないDODワンポールテント(S)に前室を作成した記事になります。
前室作れるんじゃね?から始まった計画ですが、快適な前室が簡単に作れました!
前室があると荷物をたくさんおけるので、寝室となるインナーテント内が「荷物でごっちゃになる」事態を防げます。
また途中天候が悪くなった時の「泥まみれのキャンプ道具避難場所」にもなるのでとても便利です。
アレンジで作成できますが、前室がマストな方は前室機能がデフォルトで付いてるテントがおすすめです▼
明け方の結露具合は?
ベンチレーターが2箇所あるといえどもやはり結露はします。ですが、インナーテント内に水滴が落ちてくることはないので、テント内は快適にすごせます。
どのテントもそうだけど、撤収時拭いたり、乾かしたりが大変。
キャンプ場ではさっと拭いて、帰宅後自宅のベランダに干すのがルーティーンです。
雨の日でも大丈夫?
雨の日でも問題なく過ごせます。
風が心配な場合はフライシートに取り付け済みのロープをペグ打ちすれば安心!
雷雨の夜を過ごしいましたが、雨漏りもなくテントが飛ばされることもなく過ごせました。
冬でも使える?
フライシートの裾に風よけとなるスカートが付いていないため真冬〜春先の使用は寒いです。
自作のスカートを作るか、寝具に重点をおいて銀マット、コット、エアーマット、冬用シュラフと防寒をすれば使用はできます。
キャンプツーリングのでの積載方法
キャンプツーリングでの積載法は2通りあります。
1つ目はシートバッグ内に収納。
全部バッグの中に入っていたほうが運転時積載物の落下等気にしなくて済むので個人的にはこちらがおすすめです。
2つ目はシートバッグ上部にくくりつける形になります。
テント以外のキャンプ道具がコンパクトでキャンプ用のシートバッグを使用しなくても積載できるようであれば、上部にくくりつける形がおすすめです。
使用後メリット・デメリット
ここからは実際使用をしてきてのメリットやデメリットをお伝えしていきます。
完全なる私のレビューですが是非参考にしていただければ…!!
メリット
- 設営が簡単でアレンジが楽しめる
- コンパクトな収納サイズでバイクでも嵩張らない
- 同じDOD製品でキャンプが楽しめる
- グランドシートがあるとテントを土などで汚さず撤収ができる
- タンカラーはテント内が外の明るさとリンクするので自然を満喫できる
設営と撤収、バイク積載は本当楽です。
デメリット
- 前室がないので夜キャンプ道具をテント内にしまう時汚れを落とさないとテント内が汚れる
- 寒い季節に気軽に使用できない(スカート作成、寝具などの下準備が必要)
- ポールが邪魔で動きづらい時がある
1番困ったのが夜のキャンプ道具収納です。
今はアレンジして前室を作成しているので問題なく過ごせてますが、焚き火台や雨に濡れたキャンプ道具を夜テント内に収納できず、気にしつつも外においたまま寝たりしました。
他のテントのチャック開閉音が聞こえるたびに『盗られ…ないよね?』と何回か確認した記憶も…
まとめ
今回DODのワンポールテント(S)の紹介や、アレンジ方法、レビューをお伝えしてきました。
総合して設営が楽で、アレンジも楽しめるいいテントだと思っています!
この記事がテント購入に悩んでる方の参考になればうれしいです!
お気に入りのテントでキャンプライフを楽しみましょう〜。